近年、コロナ禍の影響もありウーバーイーツをはじめ、多くのフードデリバリーサービスが開始されました。
一昔前はデリバリーと言えばピザかお寿司のような決まった種類のフードしかありませんでしたが、今やジャンルも増えて質・数ともに向上して、自宅にいながらバラエティに富んだデリバリー弁当や宅配惣菜が楽しめます。
しかし、多くのデリバリー弁当や宅配惣菜には保存料や甘味料など、さまざまな添加物が使われているのはご存知でしょうか?
子育てや仕事で忙しい中、生活の一助となるありがたい宅配弁当・惣菜ですが、せっかくなら健康に配慮したお料理を選びたいものです。
今回は、冷凍宅配弁当・惣菜に使われる食品添加物やリスクを解説し、厳選した無添加のオーガニックデリバリーフードサービスをご紹介します。
無添加宅配弁当・惣菜サービス | ||||||||
サービス | ![]() |
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オーガニック・キッチン | GREEN SPOON | シェフの無添つくりおき | FIT FOOD HOME | わんまいる | 安心工房 | ママの休食 | メディミール | |
1食当たりの料金 | 900円〜1,200円 | 724円〜1,053円 | 806円〜1,082円 | 商品ごとに設定 | 1,056円 | 1,100円 | 1,320円 | 667円〜752円 |
メニューの種類 | 記載無し | メインディッシュ、スープ、サラダ、スムージー合わせて全40種以上のメニュー | 和洋中の様々なオリジナルメニューを100種類以上 | 記載無し | 記載無し | 年間700品目以上の日替わりお惣菜 | 記載無し | 150種以上 |
配送料 | 1,370円〜2,140円 | 1,045円〜1,474円 | 990円 | 990円 | 935円 | エリアによって異なる | エリアによって異なる | 880円 |
最小注文数 | 4食 | 4食(単品)、8食(サブスク) | 3人前2食分から | 5個 | 5食 | 5食 | 4食 | 7食 |
食品添加物について | 伝統製法の調味料のみで、化学調味料は一切使用していません。 | 遺伝組み換え原料は使用しない、特定添加物不使用を徹底。 | 保存料・着色料(発色剤)・化学調味料などの添加物不使用。 | 保存料・着色料・化学調味料などの添加物不使用。 | 合成保存料・合成着色料不使用(ただし、調味料(アミノ酸等)、凝固剤(塩化マグネシウム)などの食品添加物は品目によって使用 | 化学調味料や保存料などの添加物は一切不使用 | 無添加調理、着色料・香料・保存料・人工甘味料・化学調味料一切不使用 | 調理過程での保存料・合成着色料・合成甘味料など一切不使用 |
オススメポイント | 農薬・化学肥料を使わず育てたお米と、有機栽培・自然栽培にこだわった野菜で作るお弁当 | 遺伝子組み換えに該当しない原料のみを使用。エスニックやスムージーも有り | 人工の食品添加物が輸入される以前の調理法で作られている。(「にがり」「水酸化カルシウム」「焼成カルシウム」「ビタミンC」の4つの食品添加物のみを使用) | 添加物について、調味料の原材料まで一件一件メーカーに問い合わせ中身を確認するなど徹底。 | 暖かい料理は湯せん、冷たい料理は流水解凍でそれぞれ料理によって最適な方法で届く | ドレッシングやソースはもちろん、シチューやホワイトソース、蒲焼のたれまで、全て手作り | 子育てにおけるライフステージに合わせてプランを選べるお弁当、国の規定よりも厳しい規格に沿って衛生管理 | 製造にかかわる工程全てを管理栄養士が担当、食べられないものがある方や、お魚、お肉抜きといったリクエストにも個別対応 |
公式サイト |
冷凍宅配弁当の危険性
デリバリー弁当や宅配惣菜にはそのサービス特性において、保存料や着色料、発色剤などが多分に含まれています。
もちろん、食品添加物は厚生省の定める摂取許容量の範囲で使用されていますが、特定の添加物によっては過剰な摂取によって発がん性やさまざまな健康リスクが示唆されていることもあります。
次の項では、よく冷凍宅配弁当や惣菜に使われる食品添加物を見ていきましょう。
冷凍宅配弁当によく使われる添加物は?
食品添加物の種類 | 目的・効果 | 添加物の例 |
増粘剤 | 食品に粘りやとろみをつけて、舌触りなどを調整したり、安定性を向上させる | 加工デンプン、キサンタンなど |
甘味料 | 食品に甘味を与える | スクラロース、甘草など |
調味料 | 食品に旨味などを与え、味を整える | アミノ酸等 |
着色料 | 食品を着色し、食品の色調を調節する | カラメル、アナトー、カロテンなど |
酸味料 | 食品に酸味を与える | クエン酸、乳酸など |
酸化防止剤 | 食品の酸化を防ぐ | V.C、V.Eなど |
保存料 | 食品の腐敗、変色、味の変化の原因となる微生物の増殖を抑え、保存性を高める | ソルビン酸など |
pH調整剤 | 食品のpHを弱酸性に保って食品の腐敗を防ぐ | 乳酸ナトリウムなど |
発色剤 | ハム・ソーセージ、イクラなど食品の色素を安定させる | 亜硝酸Naなど |
乳化剤 | 水と油を均一に混ぜ合わせる | 植物レシチン、グリセリン脂肪酸エステルなど |
香料 | 食品に香りをつける | バニリン、オレンジ香料など |
膨張剤 | ケーキや焼き菓子などの生地をふっくらと膨らませる | 炭酸水素ナトリウムなど |
参考:Nosh
参考:一般社団法人 日本食品添加物協会
スーパーの惣菜やコンビニのお弁当にも表示されている食品添加物が、宅配弁当にもかなり使われているのがわかります。
これらのほとんどは健康に影響のない添加物ですが、中には研究によって危険性が示唆されている添加物もあるようです。
次に健康リスクが懸念される添加物を、いくつかの研究を元に見ていきます。
健康に影響のある添加物一覧
日本で使用が許可されている「指定添加物」は476品目あり、それらは食品安全委員会による安全性の評価を受けています。
しかし、日本では使用が許可されているにも関わらず、欧米では発がん性などの健康リスクが懸念されていることから、使用が禁止されている添加物もあります。
亜硝酸ナトリウム(発色剤)
亜硝酸ナトリウムはハムやソーセージ、ベーコンなどの加工肉をはじめ、イクラなどの魚卵製品、コンビニのサラダなどの発色剤として添加され、微生物による腐敗を抑え、肉製品の保存、また色味を調整する目的で使用されています。
肉製品に含まれるアミンと結合することで、発がん性物質が発生する可能性が示唆されています。
いくつかの研究では特定のがん発症の危険因子とされ、他にも頭痛や記憶障害などの健康リスクも懸念されています。
米国では、幼児食品への使用が禁止されており、韓国では自殺危害物に指定しています。
参考:Nitrites and nitrates from food additives and natural sources and cancer risk: results from the NutriNet-Santé cohort (食品添加物および天然由来の亜硝酸塩および硝酸塩とがんリスク:NutriNet-Santéコホートの結果)
アステルパーム(合成甘味料)
アスパルテームは、現在米国、欧州、アジアをはじめ、120カ国以上で清涼飲料水をはじめ、スイーツやヨーグルト、ガム、ダイエット食品、さらに医薬品まで、1万品目を超えるさまざまな飲料や食品に利用されている甘味料です。
ほとんどカロリーを持たない(4kcla/g)物質でありながら、重量あたり砂糖と比較しておよそ188倍の甘さがあります。
アスパルテームは1974年に米国の食品医薬品局(FDA)が乾燥製品としての利用を認可し、1977年に一度は発がん性の疑いによって使用禁止になりましたが、その後1991年に発がん性化合物のリストから除外され、1996年にはすべての加工食品への使用が認可されています。
にも関わらず、アスパルテームは依然としてその安全性において疑念が残る添加物の一つで、2023年には国際がん研究機関(IARC)が発がんの可能性があるとして「グループ2B(人に対して発がん性があるかもしれない)」に分類すると発表しました。世界保健機関(WHO)によれば体重1kgあたり、1日40gまでの摂取であれば健康リスクはないとされています。
ただし、疫学研究によって毎日のアスパルテーム接種により、男性における非ホジキンリンパ腫や多発性骨髄腫などの悪性疾患との関連が実証されている他、フェニルケトン尿症、または神経疾患の患者では使用は禁止されるべきとの警告がされており、妊娠中の摂取もリスクがあるとしています。
慢性曝露と発がん性に関する研究では、比較的低用量のアスパルテーム(4または20mg/kg体重/日)に曝露された雌ラットでさえ、欧州連合の現在のADI(40mg/kg体重/日)に近い曝露は悪性腫瘍の発生率の増加をもたらすことがわかった。
米国ノースイースタン・オハイオ医科大学のラルフ・G・ウォルトン博士(精神科医)がアスパルテームを巡る論文を検証しました。そのうち、アスパルテーム製造企業から研究費を提供された研究機関からの74論文すべてが、「アスパルテームは安全である」と結論しています。それに対し、製造企業から資金提を供受けていない独立研究機関からの90論文のうち83論文が、「アスパルテームは脳腫瘍などの致命的な健康被害をもたらす危険性がある」と結論しています。また、米国の興奮毒の専門家ラッセル・ブレイロック医師(脳神経外科)は 「このような神経毒が市場に出回ることは、人々の知能の低下とも関係している。少数の知能の高い人たちが、多数の知能の低い人々を支配するためにこのような人工甘味料が出回っているのだ」と述べています。
(中略)
また、先述のラルフ・G・ウォルトン博士が検証した独立機関からの論文のうち「安全であると」結論した7つの研究のうち6つはFDAによって行われたものでした。これらの実験に関わったFDAの職員の多くは、その後アスパルテーム製造企業に職を得ています。
安息香酸Na(保存料)
安息香酸ナトリウムは、保存料として真菌や細菌の増殖を抑え食品の腐敗を防ぐ保存料です。
炭酸飲料やノンアルコール飲料などの清涼飲料水、特に栄養価の高い栄養ドリンクなどに使用されます。
安息香酸ナトリウム単体の少量摂取ではリスクは少ないのですが、酸味料、酸化防止剤として使用されるソフトドリンク中のアスコルビン酸と反応して、毒性の強い「ベンゼン」に変化します。
ベンゼンは、国際がん研究機関(IARC)によって「グループ1(人に対する発がん性がある)」に分類されており、40年の間1~2ppmのベンゼンに曝露された人は、白血病や遺伝毒性を発症するリスクが高いことが分かっています。(※1)
参考:Benzene as a Chemical Hazard in Processed Foods (加工食品における化学的危険物質としてのベンゼン)
合成着色料
合成着色料は、別名タール色素と呼ばれ、食品の色の安定性や均一を図るため使用される添加物です。
合成着色料は石油を原料にして生成される化学物質で、コストが安く、光耐性、色の安定性の高さなどから、多くの清涼飲料水、お菓子、アイスをはじめ、スーパー・コンビニなどの惣菜や医薬品に至るまで様々な食品に添加されています。
しかしながら、毒性実験でテストされた着色料の多くは、多量の摂取で毒性効果を示しました。(※2)
日本を除く、世界各国では発がん性をはじめとした健康リスクから、いくつかの合成着色料の使用を禁止しています。(下記参照)
米国などで認可されている着色料によるリスク
①子どもの多動性②がん③アレルギー
①合成着色料と子どもの多動性には有意な関連があることが示唆されています。黄色5号は、ヒステリー、落ち着きのなさ、うつ病、睡眠障害などの症状と関連があるとされています。(※4)
②いくつかの合成着色料(赤色40号、黄色5号、黄色6号)にはがんの起因とされる汚染物質が含まれている可能性があります。
③黄色5号は、じんましんや喘息の症状を引き起こすことがわかっています。いくつかの合成着色料はアレルギーを発生させる可能性が高いとされ、特に青1号、赤40号、黄5号、黄6号が高リスクとされています。
米国や欧州では、赤色2号、104〜106号が禁止、スウェーデンやフィンランドなどでは、発がん性など健康へのリスクからほとんどの合成着色料が禁止されています。(日本では禁止されていない)
名称 | 食品使用例 | 使用禁止国 |
赤色2号 | 菓子類、漬物、魚介・畜産加工品など | 台湾、タイ、米国、ドイツで禁止 |
赤色102号 | 菓子類、ゼリー、クリーム、ジャム、佃煮など | 韓国、米国、カナダ、ベルギーなどで禁止 |
赤色104号 | 菓子類、ソーセージ、かまぼこ、でんぶなど | 日本以外のほとんどの国で禁止 |
赤色105号 | かまぼこ、菓子類、ナルト、缶詰のさくらんぼなど | 日本以外のほとんどの国で禁止 |
赤色106号 | 福神漬、みそ漬、桜えび、紅しょうが、梅漬、ハム・ソーセージ、ゼリー、菓子類など | 日本以外のほとんどの国で禁止 |
緑色3号 | メロンソーダなどの飲料水、お菓子 | 米国、中国、EU諸国で禁止 |
※4:Simultaneous determination of Sunset yellow and Tartrazine in soft drinks using gold nanoparticles carbon paste electrode (金ナノ粒子カーボンペースト電極を用いたソフトドリンク中のサンセットイエローとタートラジンの同時測定)
臭素酸カリウム(小麦粉処理剤)
臭素酸カリウムはパンの製造工程で、パンの生地をきめ細かくしっとりと滑らかにさせるための添加物です。
欧州連合は臭素酸カリウムをグループ1B(人に対しておそらく発がん性がある)のカテゴリーに、国際がん研究機関(IARC)はグループ2B(人に対して発がん性があるかもしれない)に分類しています。
経口投与されたラットでは、発がん性があり、ヒトと実験動物の両方で腎毒性があることが分かっています。
日本では使用を禁止されておらず、大手パンメーカーが使用していることでも有名な添加物です。
参考:Potassium bromate: Effects on bread components, health, environment and method of analysis: A review (臭素酸カリウム:パンの成分、健康、環境への影響と分析方法:レビュー)
次亜塩素酸ナトリウム(漂白剤)
次亜塩素酸ナトリウムは、カビキラーやハイターの主成分として、家庭用の漂白剤や消毒剤として使用されています。
食品添加物の中でも毒性の強い添加物にも関わらず、使用した後に洗い落とすという理由により食品への表示が免除されています。
食品では、カット野菜や海藻などのサラダや、肉・魚などに使われます。
防カビ剤
防カビ剤は海外産のフルーツなどに使用されるカビの増殖を防ぐための添加物の一つです。
防カビ剤は日本では収穫後の使用は認可されていませんが、オレンジやレモン、グレープフルーツなどの柑橘系の果物を、海外から日本へ輸入される際に「ポストハーベスト農薬」として散布されます。
アメリカで使用されている防カビ剤のチアベンダゾールやイマザリルは毒性が強く、遺伝子損傷や、発がん性などの危険性が指摘されています。
また果物に塗布された防カビ剤は、果肉まで浸透することがわかっているため、輸入品の柑橘類などには注意が必要です。
トランス脂肪酸
トランス脂肪酸は、食感や保存性を高める食用油で、マーガリンやショートニングに含まれ、パンやケーキなどの製造のために使われます。
昨今、WHOの提言から米国のニューヨーク州、カリフォルニア州をはじめ、カナダや台湾、タイなどではトランス脂肪酸の使用が禁止されました。また、デンマークやシンガポールではトランス脂肪酸の濃度上限が設定されており、韓国・中国などでもトランス脂肪酸の濃度表示義務が課せられています。(日本では表示義務なし)
トランス脂肪酸の定期的な摂取は心臓病や脳卒中などの冠動脈疾患のリスクを上昇されるほか、認知症などの原因になりうるとの論文も発表されています。
オーガニック・無添加の宅配弁当の選び方
さまざまな宅配弁当サービスがある中、選ぶ際の基準をまとめてみました。
お弁当タイプ
宅配弁当サービスには、タイプの違いがあります。
お弁当タイプ:ご飯(主食)とおかずで構成されている。
惣菜タイプ:ご飯(主食)無し、おかず(惣菜)のみ
「お弁当タイプ」は白米が付いているので、宅配弁当が届けばすぐに食事ができます。
対して「惣菜タイプ」は基本的にご飯が付いていないので、主食が欲しい場合はご飯を自分で用意する必要があります。
ライフスタイルに応じてタイプを選ぶようにしましょう。
宅配弁当の保存状態
宅配弁当のお届けの際の保存状態は下記の三つのタイプに大別できます。
こちらも生活リズムや、ライフスタイルによってお弁当の保存タイプを選ぶと良いでしょう。
メリット | デメリット | おすすめの方 | |
常温 | ・届いてすぐ食べられる ・作り立ての食事ができる |
・保存が効かない ・受け取りのタイミングを合わせる必要がある |
・受け取り時間を決められる方 ・届いたお弁当をそのまま食べたい方 |
冷蔵(チルド) | ・比較的新鮮な食材が食べられる ・毎日宅配のサービスが多い |
・冷凍ほど保存が効かない ・温める必要がある |
・自炊する時間がない方 ・届いた当日に食べられる方 |
冷凍 | ・保存が効く ・自分のタイミングで食べられる |
・電子レンジや湯煎が必要 ・保管スペースが必要 |
・必要な時にお弁当を食べたい方 ・食べられるタイミングが決められない方 |
注文の仕方(コース・最低注文数)
多くの宅配弁当サービスには最低注文数が設けてあります。
例えば、5食分のおかずが週に一度届くサービスや、一日一食から注文できるなど、冷凍庫などの保管スペースと相談しつつ、最低注文数を確認すると良いでしょう。
最低注文数の例
1週間に5〜7食分のお届け
1日1食分のお届け
宅配弁当の料金・送料
宅配弁当サービスではいくつかの料金形態があります。一食当たりの料金は600円〜1,200円と宅配弁当サービスの内容によっても料金は異なります。
また送料などのオプション料金も確認しておきましょう。
月額(サブスクリプション)
一週間分の料金支払い
宅配弁当の安全性
多くの宅配弁当では長期保存のための防腐剤や保存料や、見た目や食感の良さを向上させるための着色料など、さまざまな添加物が使用されることがあります。
惣菜やお弁当の原材料をチェックして、添加物の有無や食材の産地等などを確認しましょう。
食品添加物・食材の産地などのチェックポイント
発色剤や、合成着色料・香料などを使用しているか?
防腐剤や保存料を使用しているか?
合成甘味料を使用しているか?
無農薬野菜が使われている
有機栽培の食材かどうか
選べる弁当(惣菜)の種類
多くの宅配弁当は、主菜+副菜2〜4品が1食分とされており、和・洋・中・エスニックなど様々なジャンルが楽しめます。
また、パンとご飯が選べるなど組み合わせも自由。
糖質制限セットや、ダイエットコースなどのプランを用意している宅配弁当サービスもあるので、ご自身に合ったコース内容を選びましょう。
オーガニック・無添加の宅配弁当のメリット・デメリット
無添加宅配弁当のメリット
コンビニ惣菜より食品添加物に配慮している
惣菜の種類が豊富
食事の準備・後片付けをしなくて良い
栄養バランスに配慮したメニュー
保存が効く
一食分の値段が安い
食品添加物に配慮している
ここで選ぶ宅配弁当サービスのほとんどは、調理工程では合成保存料・合成着色料不使用で、化学調味料なども使用していません。
また、水銀含有の高い魚を避けるなど、原材料まで開示しているサービスも多くあります。
惣菜の種類が豊富
宅配弁当サービスでは、和洋中などのジャンルに加えてスープやパン食などを選べるサービスもあります。
また定期的に新メニューなども提供されるため、献立がルーティン化することもありません。
自炊ではワンパターンな献立になりがちですが、豊富なメニューは宅配弁当のメリットと言えます。
食事の準備・後片付け
宅配弁当は届いたらすぐ食べられるので、調理器具などの後片付けが非常に楽になります。
また多くの宅配弁当は容器のまま電子レンジなどで温められるので、皿洗いが不要なこともメリットでしょう。
栄養バランスに配慮したメニュー
多くの無添加宅配弁当サービスでは、管理栄養士や医療チームがメニューを監修しているため、食事の品質や栄養バランスに配慮されています。
惣菜は必須ミネラルやタンパク質、脂質など適切な栄養バランスで作られ、一食ごとに健康的な食事を摂ることができます。
妊娠期間や出産前後の栄養バランスに配慮されたメニューを用意されたサービスもあります。
保存が効く
宅配弁当は冷凍が多く、長期保存が可能です。
また、すぐに食べずに保存ができるため、自炊ができずに必要な時に利用することもできます。
まとめ買いをして割安に購入することも可能です。
無添加宅配弁当のデメリット
注文してから届くまで時間がかかる
今すぐお弁当が食べたい時や、急な用事でご飯が必要な時、コンビニやスーパーでの惣菜は便利です。
宅配弁当サービスは、注文してから手元に届くまで時間がかかる場合があります。
宅配弁当を注文する際は、2〜3日前から1週間前などに日時指定をしておきましょう。
※当日お届け可能な宅配弁当もあるので、事前にチェックしましょう。
お金がかかる(送料など)
宅配弁当サービスは、自炊やコンビニなどに比べると一食分の料金は割高の場合があります。
買い物や調理する手間を勘案し、ライフスタイルに応じて利用すると良いでしょう。
また、宅配弁当サービスによっては送料が別途かかるため一食分の注文の場合、割高になる可能性もあります。
定期注文やまとめて注文するなど、条件面も事前に確認しましょう。
メニューが事前に決まっている
多くの宅配弁当サービスは、一週間分のメニューが事前に決まっている場合があります。
今日はどうしてもパン食が良い日もあると思いますが、そうした時に決まった宅配弁当のセットではご飯のお弁当しかないなど、希望のメニューがないことがあります。
また、分量や味の濃さなどの調整ができないため、分量の確認は事前にしておきましょう。また好みの味を提供する宅配弁当を探したり、外食をルーティーンに入れたりする必要もあるかもしれません。
オーガニックな宅配弁当・惣菜サービス(サブスク)
ここからは、無添加にこだわったオススメ宅配弁当サービスをご紹介します。
オーガニック・キッチン
オーガニック・キッチンは、日本各地の農家を訪れて選んだ、農薬・化学肥料を使わず育てたお米と、有機栽培・自然栽培にこだわった野菜など、安心できる食材で作られている宅配弁当サービスです。
季節ごとに変わる畑から直送される野菜は、「本物のおいしい野菜を食べてもらいたい」という思いで届けられます。
こんな人にオススメ
有機食材を使ったお弁当を探している方
ヘルシーで健康的な宅配弁当が食べたい方
家庭的な和食中心のおかずが欲しい方
宅配弁当例:ととのう弁当

糖質50g以下/タンパク質20g以上/食塩2.5g以下 |
有機野菜使用・化学調味料不使用 抗生物質や遺伝子組み換え飼料不使用のこだわり国産鶏や国産豆類。 |
サービス名 | オーガニック・キッチン(Organic Kitchen) |
お弁当ジャンル | 創作和食 |
1食当たりの料金 | 900円〜1,200円 ・ととのう弁当 6種類セット 5,400円 ・ととのう弁当 バラエティー10食セット 9,300円 ・ととのう弁当 魚3食+肉3食セット 5,700円 |
配送料 | 1,370円〜2,140円 |
最小注文数 | 4食 |
ご飯の有無 | 有り |
保存状態 | 冷凍 |
配送エリア | 全国 |
購入の仕方 | 4食セット/6食セット/10食セット/毎月6食セット |
食品添加物について | 伝統製法の調味料のみで、化学調味料は一切使用していません。 |
GREEN SPOON
GREEN SPOONは、メインディッシュ、スープ、サラダ、スムージーなど、ライフスタイルに合わせた注文ができる惣菜デリバリーです。
こだわりの美味しい安全な野菜と、産地・製造者が明かな保存料が添加されていない肉・魚を使用して作られています。
また、遺伝子組み換えに該当しない原料のみを使用し、保存料・合成甘味料・合成着色料・発色剤・漂白剤は全て不使用。
こんな人にオススメ
安全な食材で作られた惣菜が食べたい方
スムージー、サラダで健康にダイエットしたい方
仕事先や残業場所でもきちんとした食事を摂りたい方
和洋、エスニック含む豊富なジャンルを選びたい方
宅配弁当例:完熟トマトとオクラの野菜チキンカレー

糖質12.7g/タンパク質15.1g/食塩相当量0.8g |
鶏もも肉(ブラジル)、揚げなす、オクラ(インドネシア)、チェリートマト、赤黄パプリカ、トマトペースト、オニオンソテー、牛乳、グラスフェッドバター、カレー粉、コンソメ顆粒、デーツシロップ、すりおろしにんにく、すりおろし生姜、ナンプラー、ガラムマサラ、シナモン、オールスパイス、(一部に鶏肉・大豆・乳成分・ゼラチンを含む) |
サービス名 | GREEN SPOON |
お弁当ジャンル | 創作和食、洋食、エスニック |
1食当たりの料金 | 724円〜1,053円(税込)※スムージー含む |
配送料 | 単品4食 1,045円〜1,353円(税込)/8食 1,067円〜1,474円(税込)、定期プラン一律990円(税込) ※北海道・沖縄は除く |
最小注文数 | 4食(単品)、8食(サブスク) |
ご飯の有無 | 無し |
保存状態 | 冷凍 |
配送エリア | 全国 |
購入の仕方 | 4食,8食(単品) / 8食,12食,20食(サブスク) |
食品添加物について | ・遺伝組み換え原料は使用しない ・特定添加物不使用を徹底 |
シェフの無添つくりおき
「シェフの無添つくりおき」は、一流シェフが手作りしたお惣菜を週替わりでお届けする宅配サービスです。
「不要な成分は加えず丁寧につくる」ことに徹底し、添加物不使用にこだわって調理されています。さらに素材を厳選し、栄養面はもちろん美味しさにこだわった惣菜です。
「冷蔵」状態で届くため、消費期限は3日と短めですが、保存料などの添加物も不使用です。
また専属の管理栄養士がすべてのメニューと栄養設計・監修をしています。
こんな人にオススメ
定期便を利用して食卓の品目を増やしたい方
安心できる自然食で健康管理したい方
手作りしているけれどレパートリーが限定的で子どもにいろんな料理を食べさせたいお母さん
宅配惣菜例

サービス名 | シェフの無添つくりおき |
お弁当ジャンル | 和洋中 |
1食当たりの料金 | (806円〜1,082円) 食卓サポートプラン(3人前2食分)4,838円(初回:3,218円) 食卓おまかせプラン(4人前3食分)12,990円(初回:9,241円) |
配送料 | 990円 |
最小注文数 | 3人前2食分から |
ご飯の有無 | 無し |
保存状態 | 冷蔵(冷凍メニューも有り) |
配送エリア | 冷蔵でのお届けとなるため、商品をお届けできるエリアが限られる。(専用フォームに郵便番号入力で調べられる) |
購入の仕方 | 食卓サポートプラン(主菜2x副菜3) 食卓おまかせプラン(主菜3x副菜6) |
食品添加物について | 保存料・着色料(発色剤)・化学調味料などの添加物不使用 人工の食品添加物が輸入される以前の調理法で作られている。(「にがり」「水酸化カルシウム」「焼成カルシウム」「ビタミンC」の4つの食品添加物のみを使用) |
FIT FOOD HOME
「FIT FOOD HOME」は、食材や調味料に徹底的にこだわった惣菜宅配サービスです。
特に調味料は規格書を取り寄せてチェックできたものだけを厳選して使用しています。
また、添加物については調味料の原材料まで一件一件メーカーに問い合わせ中身を確認するため、どんな材料で作られているのか”見える”ので安心です。
私たちが「添加物を極力使用しない」というポリシーを持っているのは、添加物が「カラダに悪影響を及ぼすものだと考えているから」ではありません。
あくまで、カラダに必要な栄養素をできるだけ無駄にしないようにしたい、そのきっかけとして添加物を使わないということを徹底しているのです。
こんな人にオススメ
徹底的に添加物を避けて食事がしたい方
常に豊富なバリエーションを楽しみたい方
パン食のお弁当も注文したい方
宅配惣菜例:国産淡路牛を使った無添加味噌漬け熟成ビーフ

糖質1.50g/タンパク質17.9g/食塩相当量1.07g |
牛肉、米麹味噌 |
サービス名 | FIT FOOD HOME |
お弁当ジャンル | 和洋中/パン |
1食当たりの料金 | 商品ごとに設定(注文数量が増えると値段が安くなる) |
配送料 | 990円/回(定期配送では送料無料) |
最小注文数 | 5個 |
ご飯の有無 | 原則無し(ごはんセットも有り) |
保存状態 | 冷凍 |
配送エリア | 全国 |
購入の仕方 | 5個/7個/10個/14個/20個 |
食品添加物について | 保存料・着色料・化学調味料などの添加物不使用(「にがり」「水酸化カルシウム」のみを使用) さらに天然着色料(パプリカ色素、紅麴色素など)も無添加。 |
わんまいる
「わんまいる」の惣菜は、国内の惣菜調理専門企業と連携し、国産食材100%で作られています。
和・洋・中と提携先が得意な料理をそれぞれ委託するので、熟練料理人の味を楽しめます。
管理栄養士が監修し、合成保存料・合成着色料不使用で安心の献立です。さらに筑波大学附属病院の健康改善プログラムに採用されています。
また、暖かい料理は湯せん、冷たい料理は流水解凍で食べれるので料理本来の温度で食べることができます。
こんな人にオススメ
食事制限をしているが美味しい食事を食べたい方
安心安全な宅配惣菜を注文したい方
時短調理で時間を節約したい方
宅配惣菜例:石見ポークの酢豚セット(健幸ディナー)

糖質25.0g/食塩相当量2.2g |
石見ポークの酢豚、茄子と白ねぎの中華煮込み、ほうれん草ともやしのナムル |
サービス名 | わんまいる |
お弁当ジャンル | 和洋中 |
1食当たりの料金 | 健幸ディナー1,056円/美食弁当1,098円 |
配送料 | 935円 |
最小注文数 | 5食 |
ご飯の有無 | 無し |
保存状態 | 冷凍 |
配送エリア | 全国 |
購入の仕方 | 健幸ディナー:5食セット 5,280円(初回:4,780円) 美食弁当:5食セット 5,490円(初回:4,990円) 10食セットも有り |
食品添加物について | 合成保存料・合成着色料不使用(ただし、調味料(アミノ酸等)、凝固剤(塩化マグネシウム)などの食品添加物は品目によって使用 |
安心工房
安心工房は、山形で無添加の惣菜や食材を販売している食材・惣菜通販サービスです。
「家庭の味」を目指し、厳選された旬の野菜を使い、三温糖の使用を抑え「てんさい糖」を使用したり、また、ドレッシングやソースはもちろん、シチューやホワイトソース、蒲焼のたれまで、全て手作りで健康的な「家庭の味」を目指しています。
日持ちさせるための濃い味付けではなく、やさしい味で、天然の出汁を用い、カット野菜は使いません。
また、野菜や肉・魚などの食材は全て産地・生産者まで、調味料のメーカー名まで100%公開しています。
こんな人にオススメ
健康を大切にするシニアから、産前産後の食事、子育て世代、共働き夫婦の方
自炊する時間がないけれど、子どもに健康で安全な食事を摂って欲しい方
離れた家族への贈り物
宅配惣菜例:鶏もも肉の卵とじ 180g

抗生物質を与えずに元気に育てた「菜彩鶏」のコクと旨味、安心でミネラル豊富な飼料で育てた鶏が生んだ「安心卵」の親子丼 |
(全て国産)鶏肉、玉ねぎ、卵、車麩、昆布、かつお昆布だし、醤油、本みりん、酒、てんさい糖(一部に大豆、小麦を含む) |
サービス名 | 安心工房 |
お弁当ジャンル | 和洋中 |
1食当たりの料金 | 1,100円 食養御膳5,500円(5食分/主菜5品目・副菜5品目の全10品) |
配送料 | エリアによって異なる |
最小注文数 | 5食 |
ご飯の有無 | 無し |
保存状態 | 冷凍真空パック |
配送エリア | 全国 |
購入の仕方 | 食養御膳 5,500円 / 食養御膳L 7,630円 / 単品 |
食品添加物について | 化学調味料や保存料などの添加物は一切不使用 |
ママの休食
ママの休食は、ライフステージに合わせてプランを選べるお弁当デリバリーサービス。
1食に使われている食材は15種以上で、一皿で1/3分の葉酸と鉄だ摂れるプロのシェフによるレシピです。
さらに、国の規定よりも厳しい規格に沿って衛生管理しており、チルド状態よりも衛生的に届きます。
お弁当は、着色料・香料・保存料・人工甘味料・化学調味料が一切無添加の安心メニュー。
また、LINEで管理栄養士に無料で栄養相談ができます。
こんな人にオススメ
妊娠中、出産後の栄養摂取が心配な方
子育て、授乳中のお母さん
たんぱく質やビタミンB群、食物繊維を意識して摂りたい方
安心・安全なお弁当を食べたい方
宅配惣菜例:ハッシュドポーク

たんぱく質 17.0g/食塩相当量 1.3g |
豚肉(スペイン又はフランス)、トマト・ピューレー、トマトケチャップ、玉ねぎ、ガルバンゾ、にんじん、ウスターソース、でん粉、バター、オリーブオイル、白みそ、ニンニク、醤油、食塩、白コショウ、(一部に小麦・乳成分・大豆・豚肉・りんごを含む) |
サービス名 | ママの休食 |
お弁当ジャンル | 和洋中 |
1食当たりの料金 | 1,320円 5,280円(4食セット) (定期便の場合、初回25%OFF、2回目以降もずっと10%OFF) |
配送料 | エリアによって異なる |
最小注文数 | 4食 |
ご飯の有無 | 有り |
保存状態 | 冷凍 |
配送エリア | 全国 |
購入の仕方 | プレママ向け/育児ママ向け/お子さま向け/からだづくりを選択、4食/8食/12食 |
食品添加物について | 無添加調理、着色料・香料・保存料・人工甘味料・化学調味料一切不使用 |
メディミール
メディミールは、食事制限が必要であったり、腎臓病や糖尿病などの疾患をお持ちの方に適した宅配お弁当サービスです。
献立作成・商品開発やから、調理・栄養相談まで全て管理栄養士が行っています。
監修だけではなく、製造にかかわる工程全てを管理栄養士が担当しているため、細部までこだわったお食事をお届けできます。
アレルギーや服薬のため食べられないものがある方や、お魚、お肉抜きといったリクエストにも個別対応してくれます。
こんな人にオススメ
食事制限が必要な方
食生活が気になる方(腎臓病・糖尿病・高血圧をお持ちの方)
カロリーや塩分が気になる方、ダイエットをされている方
宅配惣菜例:カレイの煮付けセット

たんぱく質 15.0g / 食塩 1.7g / 糖質 12.1g |
糖尿病・脂質異常症・高血圧・痛風の方向けに開発したお食事です。エネルギーと塩分を制限し、カロリー250kcal以下、炭水化物20g以下、塩分2.5g以下に調整しています。1日摂取エネルギーが1600kcalを基準に開発したお食事です。 |
サービス名 | メディミール |
お弁当ジャンル | 和洋中 |
1食当たりの料金 | 667円〜752円 5,270円(7食) / 9,698円(14食) / 14,018円(21食) (初回割引有り) |
配送料 | 880円(初回送料無料) |
最小注文数 | 7食(定期) |
ご飯の有無 | 無し |
保存状態 | 冷凍 |
配送エリア | 全国 |
購入の仕方 | カロリー制限食/たんぱく質&塩分制限食/糖質制限食/塩分制限食/バランス健康食(7食/14食/21食) |
食品添加物について | 調理過程での保存料・合成着色料・合成甘味料など一切不使用 |